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便利な資料室談話集

便利な資料室

スリープロ株式会社代表取締役社長・高野 研さんとの対談集

第13回「経営資源について-もの(2)-エージェントシステム(後半)」

佐久間:

前回、エージェントさんの仕事のやり方が、「会社が依頼するのではなく、各個人がエントリーする仕組みだ」というご説明をいただきました。
ということは、「週末にこういう場所でこんな仕事があります。やりたい人は手を挙げて!」という呼びかけをスキル診断などを終えた登録エージェントに投げかけて、「はい」と言った人に仕事に行ってもらうということでしょうか。

高野:

はい、その通りです。インターネットでメールや専用のサイトで呼び掛けて、応募してきて頂くシステムです。全部本当に埋まるのか?という御心配をよく頂きますが、これがどうして、エエ、意外と埋まってしまうものなのです。
自分自身に置きかえればよいと思います。明日、昼間に3時間だけ暇な時間があって何もすることもない。そこへちょっと興味ある最先端のネット端末に触れる仕事があって、やれば5千円貰える。じゃあ行ってみようかな、というわけです。

佐久間:

これをやれ、と言われてやるのではないところが、自発的でよいですね。

高野:

はい、まさしく。好きこそものの上手なれという言葉がありますが、基本はそこだなと思っています。大手企業は会社として強制的に社員を「トレーニング」し ますが、当社は自主的に「ラーニング」してくれるエージェントが全国にいるのです。コストの差は歴然。もっと言えば、覚えるスピードだってやりたい人は早 いのです。
ただ、我々としては特別なことをしているイメージは無いです。どちらかというと、当たり前のことをやるまでというイメージです。だって最後までやり遂げる自信が無くて報酬貰えない仕事を、わざわざ自分からエントリーしませんもんね。
このあたりは、人材派遣会社のマッチングが求人企業のニーズに人を紹介する、という仕組みなのに対して、当社はエージェントの時間や能力を当社に提供頂くスタイル、という感じで、全く逆転の発想であるのは珍しいコンセプトのようです。

佐久間:

最後に、エージェントの方々のプロフィールについて教えてください。
使える時間を使って……ということから、主婦の方、システムに強い会社員が土日や夜間に、大学生が授業の合間にというイメージがありますが、どうでしょう。また、エージェントの報酬で生活している人もいるのでしょうか?

高野:

はい、色々です(笑)が、多いのはやはり「自分のスキルを活かして副収入を得たい方」、というキーワードにかかる方ですね。最近だと、実は学生さんよりも 社会人の方、転職活動中の方、SOHOとして独立したばかりの方などが非常に多いといった感じです。やはり世間の雇用情勢みたいなものは多少リンクしてい るかなと思っています。

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