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便利な資料室談話集

便利な資料室

スリープロ株式会社代表取締役社長・高野 研さんとの対談集

第10回「経営資源について-ひと(3)-社外取締役」

佐久間:

さて、人的資源をテーマにした3回目ですが、今回は社外取締役についての話を聞かせてください。
東証の審査の際にも、会長がいたり、社外取締役によるチェックがあったり、コーポレートガバナンスについて評価をいただいていたように思いますが。

高野:

社外取締役の方々についても、スリープロにとって大きな大きな役割を果たしていただいています。
以前にも書きましたが、スリープロのココまでのプロセスにおいて若手の頑張り、パワーはもちろん会社に大きく貢献したわけですが、忘れられないのはその裏方として尽力いただいたシニア(と書くと一部から怒られそうですが……)のパワーだと思っています。
下山や金山といった社内の役員である年長者の指導もそうですが、社外取締役、監査役、顧問、アドバイザー、コンサルタント……その他大勢の方々に関わって いただいています。多くの方が数多くの会社で経験を積み、その中での経験や知恵を若手に授け、上手く会社の成長をサポートしてくれました。

佐久間:

そういわれてみれば、同じ年代の人で固めずに役員、顧問には一世代、二世代上の人が圧倒的に多いですよね。でも、一世代、二世代上の人というのは、それぞ れ自分の社会的立場などが固まっていて、スリープロに入社したり、1日おきに会社にやってくるということも難しい場合が多いわけですが。

高野:

僕自身は、正直言ってスリープロに携わっていただいた方の携わり方には余り関心がありません。社員だろうが顧問だろうが、監査役だろうがアドバイザーであ ろうが、この会社が好きで、応援してやろう、俺がいないとダメだからいてやろう、そうピュアに思っていただけるその心が会社をまた大きくさせるし、そうい うピュアな心で集まっている人達の中で変なことが起き得ないのです(実際はいっぱい起きてますが(笑))。
でも、単純で、「会社を大きくする」「この会社が好きだ」という思いが共通ならば、意見が対立しても問題が出ても何とかなってしまうのですよね。
社員は毎日会社に出勤して毎日話し、毎日怒られ、毎日毎日業務をやっているから色々と考えるのはある意味当たり前です。しかし、社外の方で他に仕事や、や ることがあるにもかかわらずスリープロについて常に考え、常に意見し、常に嫌な役まで買って出てくれるこの社外のブレーン、ネットワークに感謝していま す。

佐久間:

なるほど。しかし、考えてみれば、よくスリープロのために時間を割いてくれるなぁという方もいらっしゃいますが。

高野:

少しおこがましい事を書けば、きっと彼等にとってもこの応援はお金が欲しくてやっているというよりライフワークなんでしょうね。将来、大きな会社になった ときに、「昔はあの会社も小さくて俺がいないとだめだったのにねぇ」なーんて周囲や自分の自負としてやってみたい、というのはあると思うのです。7割が中 での努力だとすれば3割はこういった社外の方々の支援が大きかったのかなあ、なんて思っています。

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