佐久間税務会計事務所 |
バーチャルカンパニー経営術ASCII月刊「netPC」連載記事
◆ビジネスマンのための――バーチャルカンパニー経営術 第16回 待てばカイロで日干しになり■■今年も厳しい年になりそう この雑誌の読者なら、販売活動のプロセ ■■債権管理の重要性 昨年は、中堅ゼネコンが潰れ、そこに融資をしていた都市銀行も潰れ、株価の低迷で生命保険会社も証券会社も潰れ、あとは損害保険会社が倒産すれば金融機関のそろい踏み・・・?なんていう状況でした。読者の皆さんの中でも、友人や親戚の中で「会社が潰れてしまった」という事件に直面してしまった人がそろそろ実際に出ているのではないでしょうか。不況を身近に感じる瞬間です。雑誌掲載までにタイムラグがあるので予想記事は発売日の時点での「外れ」が恐いものの、1月発売号ということで思いきって私の経済予想を書いてしまいましょう。 世界に目を転じても、東南アジアは昨年以来の混乱状態が続くでしょうし、アメリカ経済は、いつ株価のバブルが弾けるかわかりません。もし、弾ければニュー
エコノミー論も絵に書いた餅でしょう。そうなると年金資金なども株を相当買っているはずなので、アメリカの年金も日本の年金制度と同じ境遇になってしまうかもしれません。ヨーロッパは、通貨統合がある以上、ドイツなど一部の低金利国は金利の引き上げざるを得ず、これにより景気にブレーキがかかるでしょう。 ■■メンテナンス・ビジネス モノが動かないということは、一度買ったモノは長期にわたって使用することを意味します。車も3年毎に買い換えていたものが、5年になり、7年になれば、それだけ整備が必要になってくるでしょう。タイヤの交換、バッテリーの交換など3年で買い換えていた人ならやらなかったことが実際に必要になってきます。洗車を請け負うフランチャイズ業者というのを聞いたことがあるのですが、車内の清掃も重要なビジネスチャンスかもしれません。子供がいる家庭の車は、食べかすなどが飛び散っており、誰かがシートまでひっくり返して清掃してくれるならいいなぁ・・・と思っている人は少なくないのではないでしょうか。 ■■信頼という商品 競争原理が導入されて、どんどん会社が潰れる時代になると、安全な会社と取引したいというニーズが高まります。今までも得意先が倒産すると売掛金が回収できなくなりますから、信用調査をかけたりしてきましたが、外注先だって倒産されれば困ります。大事な仕事を発注していたのに、納品できないまま倒産されて仕事がうやむやになっては困るからです。調査会社に信用調査を依頼するということも今まで以上に日常的な作業になるかもしれません。そうなると、「うちは、調査会社から○○点の評価を得ているから安心ですよ」といった営業の仕方も出てくるのかもしれません。場合によっては、決算書の概略を添付した会社案内を作ったり、ほとんどの中小企業が実施していない決算公告(官報や日刊紙に決算の概況を載せること)が実利的な意味を持ってくることも考えられます。
この規定には、罰則規定がないため、公告をしていなくても咎められませんでした。そのため、従来中小企業は、わざわざ費用のかかる決算公告などはしていなかったのです。 |